先日、ジョギングに使うのでnanoが欲しいと言われ。ネットで調べるとiTunesで管理しているファイル(AAC,MP3)をwalkmanに転送できるsonictunesというフリーソフトが出ていた。
というわけでnanoからwalkmanに鞍替え。
昔nanoを買うときに、一通りの音楽管理ソフトを試してみたのだが、インターフェースと便利機能の良さ、ネットワーク共有、ファイル管理とバックアップの利便性からiTunesを使っている。昔のSonicStageは使い物にならなかった。今のSonicStageは随分マシになった。でもやっぱイマイチ。重いのにクールさが伴っていない。米国や欧州でSonicStageを使わない選択をしているのは当然だと思う。で、管理ソフトにiTunesを使用しているので、条件としてはAACが再生できて、FMチューナ内蔵、シリコンメモリ(重いのは嫌)で4GB以上。ということでwalkman NW-S718F 8GBにした。
- ノイズキャンセル。電車では、風きり音が聞こえなくなる。ガタンゴトンがとても小さい音になる。アナウンスは良く聞こえる。部屋ではPCファンやエアコンの音は聞こえなくなる。人の声は良く聞こえる。インナー式なので前提条件がやや異なり、比べるのは悪いかもしれないが、昔使っていたSONYのノイズキャンセルヘッドホンより性能がアップしているようだ。ただ、カチャカチャというキーボードの打鍵音も聞こえてしまうのは頂けない。これだけはなんとかして欲しい。
- 音質。walkmanの特性なのか音質が良いからなのか分からないが、nanoではAAC128Kbpsで十分だったが、walkmanでは音の不自然さが目立つので全てAAC192Kbpsに変換し直した。インナーだからかステレオ感がやや弱い感じ。音質的には各種音質効果設定は全部OFFでないと変な感じ。曲によっては効果を付けた方が良く聴こえる場合もある。ただ、曲ごとに切り替えるのは面倒。AACファイルでたまに聞けないものがあった。SonicStageで転送すると問題ないが、sonictunesで転送してwalkmanで見ると129Kbpsとか中途半端な数字になっていた。
- 操作性。nanoの場合は曲数が多いとメニュー遷移でモッサリするが、walkmanの場合は全てサクサク。再生している曲のジャンルなどから同じジャンルの曲へ辿ることができるなどはナイス。左右ボタンである程度の単位で移動できるので実質的には問題ないが、やっぱホイールも欲しい。Cover Flow みたいなクールは足りない。あと、下ボタンが位置的に押しにくい。SONYロゴなんていらないから、カーソルをもっと上にしてほしかった。持った感じ角丸な点はナイス。
- 転送速度。iTunesでiPodに転送するより、sonictunesでwalkmanに転送する方が遅い。まぁ。サクサクな操作性のために転送時に前処理をやっているみたいなので仕方ないか。
- 新型nanoにしなかった理由。相変わらずFMチューナが外付け。やっぱ内蔵じゃないと使いにくい。横幅が大きすぎる。nanoじゃないじゃん。新型nanoとclassicはエッジが尖ってて手に痛い。表面加工も相まって滑りやすい。今回のリニューアルはハズレでした。