WM-PORT mini USB コネクタ

WM-PORT USBコネクタの巻き取り式ケーブルは売ってなかった。まったく。SONYめ。
そんなわけで先週末。一本WM-PORTケーブルを買ってきて、家にあったジャンクからminiUSBのメスコネクタを取り、WM-PORT mini USB コネクタを作りました。mini USB USBの巻き取り式ケーブルに付けて使用してます。

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Google Gadget – ピンポイント天気予報 障害情報

自宅のブレーカーが落ちたため、ルータがリブートし、自宅サーバの公開IPが変更されました。
ダイナミックDNSの更新情報が伝播し、Googleのキャッシュが更新されるとサービスは復旧します。それまでしばらくお待ちください。

iPod nano 4GB → walkman NW-S718F 8GB

先日、ジョギングに使うのでnanoが欲しいと言われ。ネットで調べるとiTunesで管理しているファイル(AAC,MP3)をwalkmanに転送できるsonictunesというフリーソフトが出ていた。

というわけでnanoからwalkmanに鞍替え。

昔nanoを買うときに、一通りの音楽管理ソフトを試してみたのだが、インターフェースと便利機能の良さ、ネットワーク共有、ファイル管理とバックアップの利便性からiTunesを使っている。昔のSonicStageは使い物にならなかった。今のSonicStageは随分マシになった。でもやっぱイマイチ。重いのにクールさが伴っていない。米国や欧州でSonicStageを使わない選択をしているのは当然だと思う。で、管理ソフトにiTunesを使用しているので、条件としてはAACが再生できて、FMチューナ内蔵、シリコンメモリ(重いのは嫌)で4GB以上。ということでwalkman NW-S718F 8GBにした。

  • ノイズキャンセル。電車では、風きり音が聞こえなくなる。ガタンゴトンがとても小さい音になる。アナウンスは良く聞こえる。部屋ではPCファンやエアコンの音は聞こえなくなる。人の声は良く聞こえる。インナー式なので前提条件がやや異なり、比べるのは悪いかもしれないが、昔使っていたSONYのノイズキャンセルヘッドホンより性能がアップしているようだ。ただ、カチャカチャというキーボードの打鍵音も聞こえてしまうのは頂けない。これだけはなんとかして欲しい。
  • 音質。walkmanの特性なのか音質が良いからなのか分からないが、nanoではAAC128Kbpsで十分だったが、walkmanでは音の不自然さが目立つので全てAAC192Kbpsに変換し直した。インナーだからかステレオ感がやや弱い感じ。音質的には各種音質効果設定は全部OFFでないと変な感じ。曲によっては効果を付けた方が良く聴こえる場合もある。ただ、曲ごとに切り替えるのは面倒。AACファイルでたまに聞けないものがあった。SonicStageで転送すると問題ないが、sonictunesで転送してwalkmanで見ると129Kbpsとか中途半端な数字になっていた。
  • 操作性。nanoの場合は曲数が多いとメニュー遷移でモッサリするが、walkmanの場合は全てサクサク。再生している曲のジャンルなどから同じジャンルの曲へ辿ることができるなどはナイス。左右ボタンである程度の単位で移動できるので実質的には問題ないが、やっぱホイールも欲しい。Cover Flow みたいなクールは足りない。あと、下ボタンが位置的に押しにくい。SONYロゴなんていらないから、カーソルをもっと上にしてほしかった。持った感じ角丸な点はナイス。
  • 転送速度。iTunesでiPodに転送するより、sonictunesでwalkmanに転送する方が遅い。まぁ。サクサクな操作性のために転送時に前処理をやっているみたいなので仕方ないか。
  • 新型nanoにしなかった理由。相変わらずFMチューナが外付け。やっぱ内蔵じゃないと使いにくい。横幅が大きすぎる。nanoじゃないじゃん。新型nanoとclassicはエッジが尖ってて手に痛い。表面加工も相まって滑りやすい。今回のリニューアルはハズレでした。

日本のソフト業界のイメージ – 就職活動をする学生へ –

大抵、皆自分の今と未来の事で手一杯なので、自分にとって過ぎ去った事=次の世代に少し役に立つことなど語ることは少ない。が、少し良い傾向になってきたので書いておこうと思う。もちろん、業界全部が分かるわけではないが、自分の職場だけではなく友人や知り合いから耳にした職場の現状も踏まえて少し。

就職活動をする学生に言っておきたいことは2点。

  • この業界への評価としては現時点の学生の感性の方が正しい。
  • 本番に弱い人、基礎能力の低い人は就職活動は上手くいきません。

まず1点目について、
IT業界のネガティブイメージ – カレーなる辛口Javaな転職日記
J-CASTニュース : 「化粧のらない」「結婚できない」 IT業界就職不人気の理由
魅力回復は道遠し? ITサービス業界、学生の人気が低迷?ビジネス-最新ニ
IT業界不人気の理由は? 現役学生が語るそのネガティブイメージ

会社側のイベント、つまり会社説明会や就職斡旋企業のイベントやテレビで社員のネガティブな部分の本音が語られることはまずない。語られるのはポジティブな部分の本音発言と建前発言だけ。本音を聞きたければ、匿名のブログやこの業界からドロップアウトしていて自由な発言ができる人の言葉を探した方がいい。
ただ、同じネットだからといって、2chの情報を鵜呑みにはしないように。犯罪レベルでなれば匿名性が確保されているゆえ、本音を書き込む人は多い。ただし、商売敵の書き込みや、一方的な恨みで書いている者もいる。とは言え、少しも火がないところに大量の煙は上がらないので、個々の細かい要素が本当かどうかは別として、大局としては現状を正しく表している事は多い。
本音を書いてそうな匿名ブログにコメントで質問するのが一番本音を聞ける方法かもしれない。家族や知り合いに聞いても良いが、見栄がある人の場合は本音が語られることはない。重要なヒントはもらえるだろうが。

さて、このネガティブなイメージについて、なぜ「少し良い傾向」と書いたか。
需要と供給のバランスが適正なバランスにならないと適正な待遇にはならない。ということなのである。つまり、会社側は、IT業界に異常に人気があると、どんな悪条件で募集をかけても、どんなに悪条件で雇っていても、人がくるので、それでOKだと思ってしまう。
「辞めたい?じゃ辞めれば。代わりはいくらでもいるから?」
「新卒の3年以内の離職率が高いんです。→また新人が入ってくるから大丈夫。」
仕事は大変でも、新しい人がまた集まるから、まともな待遇にはならない。
ここで、応募側の学生が適切な情報と価値観を持つことにより、そのバランスが適正になるのである。

実際、最近そのバランスが適正に近づき、上の様な態度を会社が取れなくなってきたので少し焦っているだけなのだ。(要因としては少子化もプラスされてるけど。)

元々、ソフト業なんて趣味の範囲が被る人でなければ割りが合わない仕事で。儲かるからというイメージを理由に来る業界ではない。ただし、経営側の視点から、マージン業として考えた場合は確かに儲かる業界。

A.最終顧客と直接取引をし最終的なサービスやモノを提供する会社、メインは方針決定と調整にマネジメント(規模の大きな仕事を分割して下請けに外注)。(マトモな会社は少しマージン業。ナンチャッテな会社はモロマージン業)
B.実は偽装派遣な会社。使い捨て(*1)。(モロマージン業)
C.実際に動くコードを書く会社。(非マージン業)

ソフト業界は色々な分野があるのにそれを一緒くたにしてる時点で未だにダメダメ。
「創作和食」「会席料理」「寿司職人」「イタリアンシェフ」「フレンチシェフ」「パテシエ」「ショコラティエ」
料理を作るという意味では同じでも、必要な技術や環境、お客の目的や好みは全部違う。
日本のソフト業界大手は未だに建築業界のコピー方式がメイン。それで上手くいくのは一部の分野だけなのに。
その点については、ソフトウェアの仕様書は料理のレシピに似ているや、SEはメニューのないレストランのウェイターか?を読めば分かりやすい。

長くなったので、2点目については後日。

(*1)丁度良い記事があったのでリンク→ソフトウェア開発における初心者